足場の組立て等特別教育|講師派遣の費用と内容

「新入社員が増えたが、外部の講習会場が予約でいっぱいで現場に出せない」「現場が忙しく、社員を丸一日外に出す余裕がない」……。
足場を扱う現場の責任者様にとって、教育の実施は常に悩みの種です。
特に「足場の組立て等特別教育」は、法改正以降、対象範囲が広がり、受講漏れが許されない重要な資格となりました。
本記事では、この教育の法的な必要性から、具体的な講習内容、そして効率的な実施方法である「講師派遣」の費用相場まで、現場担当者様が知りたい情報を網羅して解説します。

目次

足場の組立て等特別教育が必要な理由と対象者

労働安全衛生法により、足場の組立て、解体、または変更の作業に従事する者には「特別教育」の受講が義務付けられています。
まずは、なぜこの教育がこれほど厳格に求められているのか、その背景を整理しましょう。

建設現場における死亡事故の約4割は「墜落・転落」であり、その多くが足場に関連しています。
2015年の法改正により、従来は不要だった「足場上での一部の変更作業」なども教育の対象となり、実質的に足場に関わるほぼ全ての作業員に受講が求められるようになりました。
コンプライアンス遵守だけでなく、仲間の命を守るために不可欠な教育です。

義務化の背景と罰則規定

足場に関連する法規制が強化された背景には、墜落事故の根絶という強い社会的要請があります。
特別教育を実施せずに作業に従事させた場合、事業主には「6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金」という厳しい罰則が科される可能性があります。
また、万が一事故が発生した際、教育の未実施は企業の社会的信用を著しく失墜させ、元請けからの指名停止などの深刻なダメージに直結します。

受講が必要な「作業員」の定義

「自分たちは足場を組む専門業者(足場屋)ではないから関係ない」という誤解がまだ一部で見られますが、これは危険な考えです。
たとえ塗装、防水、設備工事であっても、足場の組立てや解体、さらには一部の部材の取り外しや変更(手すりの一時的な取り外しなど)を行う可能性がある場合は、すべてこの特別教育の対象となります。
現在は「足場に関わるなら全員受講」が業界のスタンダードと言えるでしょう。

足場の組立て等特別教育の具体的なカリキュラム

特別教育には、法律で定められた講習項目と時間数があります。
これらを網羅しなければ、法的有効な受講証を発行することはできません。

講習時間は合計で6時間以上と定められており、学科教育がメインとなります。
ドリームサポートの講師派遣では、これらの内容をプロの視点でわかりやすく、かつ現場の実態に即して解説します。
ここでは、教育の4つの柱となる項目について詳しく見ていきましょう。

1. 足場および作業に関する知識(3時間)

足場の種類(枠組足場、単管足場、吊り足場など)とその構造、組立て・解体の手順、さらには作業床の設置基準などを学びます。
現場で最も重要な「強度の確保」や「倒壊防止」のための具体的な手法を理解することが、この項目の核となります。

2. 足場の組立て等の作業に使用する機械、器具、工具等に関する知識(0.5時間)

クランプやジャッキベース、壁つなぎ用金具といった足場部材の正しい取扱い、および点検方法を学びます。
部材の劣化や不良を見逃さない「目」を養うことは、重大事故を未然に防ぐために極めて重要です。

3. 墜落による危険の防止に関する知識(1.5時間)

安全帯(墜落制止用器具)の正しい使用方法、安全な昇降設備、手すりや先行足場工法の重要性について学びます。
ここでは「もしも」の事態を防ぐための物理的な対策と、作業員の安全意識(KY)の両面からアプローチします。

4. 関係法令(1時間)

労働安全衛生法、安衛則、および足場に関する技術指針などの関連条文を学びます。
法的な基準を正しく理解することで、現場監督や職長が自信を持って安全指示を出せるようになります。

外部講習 vs 講師派遣(出張講習)の比較

特別教育を実施する方法は、大きく分けて「外部の教習所に通わせる」か「自社に講師を呼ぶ(派遣)」かの2通りがあります。

多くの企業様が直面するのが「予約が取れない」「移動コストがかさむ」という問題です。
2026年現在、慢性的な人手不足の中で、社員の時間をいかに有効に使うかが経営の鍵となっています。
ここでは、派遣(出張講習)がなぜ選ばれているのか、そのメリットを比較表を交えて解説します。

講師派遣(出張講習)のメリット

講師派遣の最大の利点は、「現場の稼働を止めないスケジュール」を組めることです。

  • 移動時間の削減: 社員が教習所へ行く往復時間がゼロになります。
  • 柔軟な日程: 現場の雨天時や、特定の日曜、あるいは夜間など、貴社の都合に合わせた開催が可能です。
  • チームビルディング: 全社員が同時に同じ講習を受けることで、会社全体の安全意識が統一されます。

費用対効果のシミュレーション

以下の表は、受講者10名の場合の概算比較です。

項目外部教習所への通学ドリームサポート(講師派遣)
受講料(10名分)約100,000円〜約80,000円〜(※人数による)
交通費・宿泊費実費(数万円)0円(講師1名の交通費のみ)
人件費(移動時間)10名×数時間分(大きなロス)0円
事務負担個別の申し込み、領収書管理一括申し込み、一括支払い

少人数であれば外部講習も選択肢に入りますが、5名以上であれば、講師を派遣したほうがトータルコスト(特に人件費・機会損失)を大幅に抑えられるのが一般的です。

講師派遣を依頼する際の費用相場と注意点

「講師を呼ぶのは高いのでは?」と心配される担当者様も多いですが、実は非常にリーズナブルなプランも増えています。

派遣費用の構造は、一般的に「基本料金(講師派遣料)」+「テキスト代×人数」+「諸経費」で構成されます。
ドリームサポートでは、透明性の高い料金体系を提示し、予算に合わせたプランニングをサポートしています。
ここでは、費用を左右する要因と、依頼時に確認すべきポイントを整理します。

費用の内訳と相場

  • 講師派遣料: 30,000円〜70,000円程度(内容や拘束時間による)
  • テキスト代・受講証発行料: 1人あたり2,000円〜4,000円程度
  • 出張諸経費: 実費(交通費、遠方の場合は宿泊費)
    例えば、10名で実施する場合、総額で8万円〜12万円程度が相場となります。1人あたりに換算すると、外部教習所に通わせるのと同等か、それ以下に抑えることが可能です。

依頼前に準備すべきこと

スムーズに講習を実施するために、以下の準備が必要です。

  1. 会場の確保: 10名以上が座れる会議室や、現場の詰所でも可能です(プロジェクターやホワイトボードがあるとより効果的です)。
  2. 受講者名簿の作成: 生年月日などの正確な情報。
  3. 日程の候補: 現場のスケジュールに合わせた候補日を2〜3用意してください。

ドリームサポートが「足場特別教育」で選ばれる理由

数ある派遣会社の中で、ドリームサポートが多くの建設企業様から信頼を寄せられているのには明確な理由があります。

私たちは、単に「法的な資格を取得させる」だけの場ではありません。
現場の第一線で活躍してきた講師陣が、受講者の記憶に残り、行動が変わる教育を提供することに心血を注いでいます。
ドリームサポートならではの強みをご紹介します。

実務経験豊富な講師による「現場目線」の講義

私たちの講師は、長年建設現場に携わってきたベテランばかりです。「教科書を読み上げるだけ」の退屈な講義はいたしません。
実際の事故の教訓や、作業効率を落とさずに安全を確保するための裏技など、明日から現場ですぐに使える生きた知識を伝えます。
作業員の方々からも「話がわかりやすい」「実感がわく」と好評をいただいています。

事務作業のフルサポートと迅速な受講証発行

安全管理担当者様にとって、教育実施後の書類整理や受講証の管理は大きな負担です。
ドリームサポートでは、受講証のデザインから発行、教育記録の管理方法までトータルでサポートします。
講習終了後、最短で即日〜数日中に受講証をお届けできる体制を整えており、急ぎの現場入場にも対応可能です。

まとめ:安全への投資が企業の未来を創る

足場の組立て等特別教育は、単なる法的義務の消化ではありません。
一人ひとりの作業員が「なぜこの部材が必要なのか」「どこに危険が潜んでいるのか」を正しく理解することは、現場の事故を防ぐだけでなく、作業の質を高め、工期の安定にも寄与します。

「社員の教育を後回しにしている」「適切な実施方法がわからない」という方は、ぜひ一度ドリームサポートへご相談ください。
貴社の状況に合わせた、最も効率的で価値のある講習プランをご提案いたします。

【お問い合わせ・資料請求はこちら】

足場特別教育の講師派遣、お見積もり(無料)のご相談は、以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。
全国の現場・事務所へプロの講師を派遣いたします。

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